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AI電脳助人長崎株式会社

失敗しない【超初心者向け】PC購入時の考え方とは?

皆様こんにちは、AIPCのK.Iです。

パソコンを新調する時、色々な機能や比較するスペックが多すぎて分からない方、かなり多いですね。

何故か?『今まで使っていたPCのスペックと金額を参考に比較している』からです。

インテルのCPUも既に11世代が主流になりつつあります。買い換え時期に来ているパソコンは第2~3世代のCPU位が多い事を考えると、相当モデルチェンジしているわけです。

その他にもUSB3.1(標準的なUSBタイプAと形状は同じで下位互換有り)やUSBタイプC等の新規格のコネクタもあり、又、モニター接続もHDMIやよく似た形状のディスプレイポートだったりと様々です。

ノートパソコンの場合とデスクトップパソコンの場合をそれぞれのシチュエーションでみました。

基本的な前提

2021年9月時点での基本的前提条件として置くべき点は、

ハードディスク容量:240GB以上

メモリ:8GB以上

あれば、通常の事務利用位は問題無いです。『動画を編集したい』や、『CADを使いたい』等の利用を考えている場合は別途検討が必要です。

 

ノートパソコンの場合

ノートパソコンを検討する場合はまず、動かすかどうかが最重要な検討材料になると思います。

その辺りから詰めていくと検討しやすくなりますヨ。

・別の場所へ持ち運ぶ事が多い

1Kg以下の超軽量モデルがオススメです。超軽量モデルは軽量化の為13~14インチが主流と画面が若干小さい為、事務所等メインで利用するデスクへモニターを1枚置いておき、ドッキングステーションとしてUSBタイプCコネクタ一つで接続します。

こういった商品が販売されており、タイプCケーブル1本をパソコン本体に接続するだけで、無線マウス、無線キーボード、追加モニター、外付けHDD、PD充電、等まとめて接続出来て便利です。

ご自宅でのご利用も同様に拡張出来るので現在は人気のスタイルになっています。又、車両や電源が無い場所での利用も、PD対応の大容量のモバイルバッテリーで対応出来るのも魅力です。

このタイプをご検討になる方は『起動時間』が一番早く、処理も速い『14インチのインテル11世代コアi7』モデル(12万円前後)を選ばれる方が多い様です。

ご参考:同コアi3モデルは10万円前後です。その差は何か?計算処理能力と画像処理能力を数値化したスコアでみてみると

14インチのインテル11世代コアi7
CPUスコア12448・GPUスコア2339
14インチCore i7-1165G7 / UHD Graphicsモデル(12万円前後)

直ぐ売り切れになる人気モデルの様です。初期ロットの納品済のお客様からは、『今、売り切れも分かる。軽くて大きさも丁度良いので持ち運べる』とのご好評を頂いています。

同コアi3モデル
CPUスコア7790・GPUスコア2144
14インチCore i3-1115G4 / UHD Graphicsモデル(10万円前後)
このモデルは正直オススメしていません。

 

画像処理能力はそう大して変わりませんが、処理能力が倍位違います。後は、その差額とご自身の考え方次第ですが2万円の差で処理が倍近く変わるので、私は『14インチのインテル11世代コアi7』モデルをオススメしています。

・事務所を広く使いたい・停電時の対策・特に持ち運ばないけど台風時の保全や配置換え等の時に配線が面倒

画面サイズ15~17インチの重量2Kg前後の標準的なモデルをオススメします。

標準的なこのクラスの中から選定していく方が利用する方によって大きく金額が変わってくる為、悩み所が多いです。

ワードとエクセル位の利用で今の環境より早くなるのであれば良い方
CPUスコア2826・GPUスコア446
15インチCeleron N4120 / UHD Graphics 600モデル(5万円前後)がオススメです。
とにかく、価格が魅力です。

 

動かす予定はほぼ無い。小さい画面は見にくい方
CPUスコア2038・GPUスコア670
17インチCeleron 4205U / UHD Graphics 610モデル(6.5万円前後)がオススメです。
画面が大きくて見やすいですね。(その分、2.4Kgと重いです)

 

モッサリした動作は嫌!サクサク動いて欲しい方
CPUスコア13256・GPUスコア3939
15インチCore i7-1165G7 / Iris Xe Graphicsモデル(11万円前後)がオススメです。
この上位クラスでの検討は、画面サイズ、持ち運びの有無ですね!

デスクトップパソコンの場合

デスクトップパソコンはノートパソコンを比較検討と比べ、非常に多岐にわたり検討できる項目が有る為迷いがちです。

そこで、費用対効果をスコアで確認しつつ、用途に合わせて考えてみましょう。

又、既存のモニターを利用しない場合は、モニター代金を考慮する必要があり、逆に言うと既存のモニターを利用すると導入コストが1~2万円下がるメリットがあります。

基本スペックはソコソコにしてコストを抑えつつ既存のモニターに1枚新しくモニターを追加し、モニター2枚で作業効率を上げる方向が人気があるようです。

通常の事務利用位を想定

コストを下げたい所ですが、金額だけにとらわれると、逆に安物買いのなんとやら・・・損しますよ?

特に、スコアを金額で割ったコスパ値で検討するとわかりやすいと思います。

ワードとエクセル位の利用で今の環境より早くなるのであれば良い方
CPUスコア3997・GPUスコア797

Celeron G5905 / UHD Graphics 610モデル(4.5万円前後)

最安値はこちらですが、どうせ買うなら次をオススメしています。

CPUスコア11593・GPUスコア1477
Core i3-10100 / UHD Graphics 630モデル(5.5万円前後)

1万円の差額でスコアが倍以上違いますよね。

スコアを金額で割ったコスパ値を比較すると次の通りです。

4.5万円の場合888.22

5.5万円の場合2,107.81

となり、どうせ買うなら・・・ってなりますよね?

 

CADや動画編集等

要求する環境が難しくなってくるところです。お金を湯水のように使えるのであれば良いのですが、なかなかそうも行きません。

費用対効果の高いモデルを検討してみました。

CAD使っているけど、今のパソコンの環境でも動いていた方・たまに動画編集する位の方

CPUスコア12360・GPUスコア3350

Ryzen 3 PRO 4350G / Radeon Graphicsモデル(6.5万円前後)

ノートパソコンの上位モデルに匹敵する計算処理能力と上回る画像処理能力を有しています。

コスパの良いバランスの取れたオススメのモデルです。納品済のお客様は『CADのレンダリングが今までだと2時間位掛かっていたのが2~3分で終わるのでグラフィックボード追加はキャンセルしてこのまま使う。』との事で、ご好評でした。

動画編集をする方・とにかく何でもサクサク動かしたい方

CPUスコア20223・GPUスコア2447

Core i7-11700 / UHD Graphics 750モデル(11.5万円前後)⇒標準は500GBM.2SSDとメモリ16GBで、メモリ32GBは13万円前後、メモリ64GBは16万円前後、メモリ128GBは22.5万円前後です💦

動画編集をする方向けの構成としては・高速な1TB SSD / NVMe M.2 [PCIe 4.0×4]に変更・メモリ32GBに変更・NVIDIA GeForce GT 1030 [HDMI×1・DisplayPort×1]追加

これで、15.5万円前後になります。

NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8GB GDDR6 [HDMI×1・DisplayPort×3]モデルになると、GPUスコア29208となり、桁違いの画像処理能力になります。が、、、、

23万円前後です・・・💦

 

動画でも何でもガンガン行きたい!

CPUスコア20680・GPUスコア29208

Core i9-11900 / GeForce RTX 3060 Ti 8GB GDDR6モデル(24.5万円前後)

CPUは最上位モデルになりますが、前述のi7モデルのCPUスコアと比較すると1.5万円の差で455しか変わりません。

よって、このモデルをオススメした事が無いです💦

前述のi7モデルのメモリ追加32GBで13万円前後、そこからグラフィックボードを検討した方が費用対効果は上がると考えます。10万円近くのグラフィックボード・・・確かに性能はものすごく良いですが、4~5万円位のミドルクラスのボードでも良いのかもしれませんヨ?

 

 

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